書籍案内

しかしそれだけではない。

本体1600円+税
四六判・213頁・並製本
2014年6月10日発行

 

小森陽一対談集2

『しかしそれだけではない。』

九条の会10周年記念出版!
――9条の精神で、「戦争する国」を押し返す――
加藤周一、井上ひさし、いわさきちひろ……
その人生と、戦争・ヒバク・在日の問題を映画人との対話から浮きぼりにしていく。
                    
<目次>
桜井均
 ★『しかしそれだけではない。加藤周一 幽霊と語る』
 加藤周一のエスプリ
斉藤とも子
 ★井上ひさし『父と暮せば』と映画『アオギリにたくして』
 被爆者と出会って
海南友子
 ★『いわさきちひろ〜27歳の旅だち』
 人間いわさきちひろ
ヤン ヨンヒ
 ★『かぞくのくに』
 兄と、父と母と、わたし
降旗康男
 ★『少年H』『ホタル』
 「生きろ」と教えてくれた先生と特攻隊員
あとがき:小森陽一
	                
地球を活かす 市民が創る自然エネルギー

定価・本体価格
1000円+税

サイズ・ページ数
四六判・本文160ページ・並製本

発行日
2011年12月10日発行

 

伊藤千尋著

『地球を活かす 市民が創る自然エネルギー』

原発事故・環境破壊のなか、どう新しい社会を創っていけばいいのかを
世界と日本の事例から提案する!
富士山が泣いている。「戦闘」より「銭湯」を!
                    
<目次>*一部
はじめに
第1章 原発から自然エネルギーへ
1.アイスランドの地熱発電
  富士山には「戦闘」より「銭湯」が似合う
2.富士の裾野に世界一の地熱発電所を
  地熱発電で原発20基分
第2章 脱原発に向かう世界
 1.脱原発を決めたドイツ
 2.自然エネルギーに転換する欧州
   オーストリア、イタリア、スウェーデン、スイス
   フランスでも今や脱原発の世論
 3.アメリカ大陸でも
   アメリカ、ブラジル、エクアドル、コスタリカ
第3章 日本をどうする
 1.祝島…10億円を拒否して原発反対の運動
 2.自然エネルギーに取り組む「雲の上の町」…梼原町
 3.菜の花が地球を救うー菜の花プロジェクト
 4.日本はどうすればいいのか
   踏みにじられた「民主・自主・公開」の3原則
   安全神話に手を貸したメディア
第4章 世界の環境は今
 1.アラスカの消えゆく島
 2.枯葉剤のベトナム
 3.基地の島を環境の島に…カリブ海のビエケス島
 4.最悪の公害都市から最高の環境都市へ…水俣市
おわりに 何のためにエネルギーを求めるのか
	                
変革の時代 伊藤千尋

定価・本体価格
1200円+税

サイズ・ページ数
小B6判・上製本・238頁

発行日
2010年11月20日発行

 

こころを熱くする伊藤千尋・講演集2

『変革の時代―理想は実現できる!』

世界から基地は消えている! 今は行動するとき!
鳩山政権を倒したのは、沖縄で開かれた9万人の集会だった。
「基地はいらない!」を合言葉に人々は黄色をシンボルカラーに集まった。
公約を果たさない鳩山政権にイエローカードを突きつけたのだ…。
                    
<目次>
■講演1:平和を創る――理想は実現できる! 
  ★沖縄――米軍基地の中に沖縄がある/読谷村の「9条の碑」
  ★世界から基地が消える時代――アジア最大の米軍基地を撤去したフィリピン
   基地をなくし、雇用が増加/かつての「要塞」が平和芸術活動センターに
   「カリブ海の沖縄」ビエケス島/折り紙で平和を広げる「オリガミスタ」
  ★核廃絶にむけた世界の大きな流れ
   何も語らなかった被爆者/ベトナム・ソンミ村で生き残った女性
   原爆を語り継ぐ、もうひとつのアメリカ/ダスティン・ホフマンの謝罪
  ★理想を現実にできる時代へ
   オバマ大統領の誕生/対人地雷廃絶は、一人の女性の行動から
   沖縄の少女、仲村清子さん/「最も良い防衛手段は、防衛手段を持たないこと」
   沢内村――住民とともに「人命尊重」の村づくりをすすめる
   「思いやり予算」を事業仕分けしちゃおう!/金大中の遺言「行動する良心たれ」
■講演2:変革の先頭に女性がいた、芸術があった。
   アイスランドの旅から
   東欧革命――20年間、歌を禁じられた歌手
   サンフランシスコ――図書館のおばあさん
   フィリピン――ネグロス島の飢餓問題に取り組んで日本のNGO
   アルゼンチンの「5月広場の母たち」
   コスタリカ――実現しましょう、夢を!
■講演3:べネズエラ――変革の現場から
   「参加型民主主義」――チャベス政権がすすめる改革
   4割も安いスーパー、米袋に書かれた憲法326条/住民評議会、民衆銀行
   スラムと街をつなぐロープウェイ/最先端をいく医療――治療費も薬代も無料
   音楽が人間の心を一つにする――「エル・システマ」
   変革の歴史――チャベス大統領の誕生/30時間でクーデターを阻止した市民の力
   投票という民主的な方法での変革/スラムのテレビ局/ベネズエラの今後
■講演4:変革の時代――理想の実現をすすめる中南米
   中南米との40年――今の南米を見ると、世界の今後が見える
  ★中南米はどう変わったか
   (1)社会正義の実現――ベネズエラ
   (2)民主化の定着――中米3国と南米
   (3)住民の権利:コロンブス以来500年にわたり白人の支配下に置かれた先住民
   (4)米国への抵抗:「アメリカの裏庭」からの脱却/米軍基地の撤去
   (5)分裂から連合へ:牽引役は「米州ボリバル同盟」の9カ国
  ★なぜ変わったのか
   (1)米国流新自由主義が生んだ経済格差への反発:ベネズエラ、ボリビア、ブラジル
   (2)軍事政権への抵抗運動:チリの「9・11テロ」
   (3)自覚した先住民:ペルー、フジモリ政権の誕生/新自由主義政治への変貌
   (4)米国に対抗して団結する:経済の「メルコスール」から「米州ボリバル同盟」へ
   (5)変革の担い手:左翼ゲリラから解放の神学、NGO、そして選挙で選ばれた政府
  ★市民が築く新しい社会――ペルーのスラム:理想を抱かない人生なんて、つまらない!
■あとがき――変革の時代は行動のとき
	                
記憶せよ抗議せよそして生き延びよ 小森陽一

定価:本体1800円+税
(2014年8月、価格改定)

サイズ・ページ数
四六判・並製本・318頁

発行日
2010年9月10日発行

 

小森陽一対談集

『記憶せよ、抗議せよ、そして、生き延びよ』

言葉の専門家・小森陽一と、映画・演劇人との対話!
井上ひさしさんが『父と暮せば』を書いたとき作品に寄せた言葉が、
遺言のように心に響いてきます…。
                    
<目次>
井上ひさし…★『父と暮せば』と原爆、戦争、憲法九条
  記憶せよ、抗議せよ、そして、生き延びよ――
  原爆は今も、爆発しつづけている。
黒木和雄…★私にとって戦争とは
  生き残った者の死者に対して申し訳ないという思いの"向き"によって
  戦争の後の生き方が大きく変わってくる。
渡辺えり…★「非戦を選ぶ演劇人の会」と憲法と
  対話によって成立する演劇は、武力攻撃による外交手段に反対します。
  演劇は戦争に反対します。
ジャン・ユンカーマン…★『映画 日本国憲法』:世界からみた私たちの憲法
  いま憲法を活かそうという運動をとおして
  一人ひとりが民主主義的に生まれ変わりつつある。
井筒和幸…★『パッチギ!』の時代と現在
  感覚と言葉が同時にあったあの時代。完全に思考停止状態の現在。
  この映画はそういう日本社会へのパッチギだった。
高畑勲…★『王と鳥』をめぐって
  罠に嵌められつづけているにもかかわらず、また罠に嵌まってしまう現実を
  『王と鳥』は私たちに見せてくれている。
班忠義…★『ガイサンシーとその姉妹たち』をめぐって
  班監督が積み重ねてきた人と人との関わり合い自体が、
  性奴隷にされた女性たちと旧軍人たちとを出会わせている。
山田洋次…★『母べえ』を語る
  同時代的に懐かしみ、心を痛めながらこの映画を見る観客たちが、
  改めて、若い世代に戦争体験をどう語っていくのかということが大事。
★あとがき
	                
ゲバラの夢 熱き中南米 伊藤千尋

定価・本体価格
1500円+税

サイズ・ページ数
四六判・並製本・270頁

発行日
2009年10月1日発行

 

伊藤千尋著

『ゲバラの夢、熱き中南米』

今、中南米に実現するゲバラの夢!
中南米を見つづけてきた、現地取材の第一人者が
アメリカから自立した中南米の激動の歩みを
映画とともに明らかにする!
                    
<目次>
★第1章 ゲバラの夢
     理想を抱き、理想に生き、理想に死んだゲバラ
★第2章 キューバ革命から50年
     ☆キューバ革命の道のり
      カストロの実像
      革命はなぜ起きたか
      革命後とカストロ後
     ☆在キューバ米軍基地:『グアンタナモ、僕達が見た真実』より
     ☆キューバが目指すもの:『シッコ』より
     ☆革命:『ぜんぶ、フィデルのせい』より
★第3章 熱き中南米
     ☆エルサルバドル:『イノセント・ボイス 12歳の戦場』
     ☆コーヒーの産地・中南米:『コーヒーのおいしい真実』
     ☆ブラジル:『Oi(おい)ビシクレッタ』
     ☆ブラジル:『クアトロ・ディアス』
     ☆チリ、ボリビア:『敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生』
     ☆<インタビュー>ニカラグア:『カルラの歌』
     ☆<インタビュー>アルゼンチン:『スール その先は…愛』
★あとがき
	                
生まれたら戦争だった 神山征二郎

定価・本体価格
1600円+税

サイズ・ページ数
四六版・上製本・317頁

発行日
2008年9月12日発行

 

映画監督 神山征二郎・自伝

『生まれたら戦争だった。』

私が生まれたその日、父に二度目の召集令状が届いた……
その生い立ちから新藤兼人監督の下での厳しい修行時代――
デビュー作から『ふるさと』『ハチ公物語』『月光の夏』『郡上一揆』『草の乱』、
最新作『ラストゲーム 最後の早慶戦』まで、半生と作品のすべてを語る! 
                    
<目次>
序 章
第1章 生まれたら戦争だった。
   ・戦後民主教育の申し子
   ・母の苦労、私の義侠心
   ・人生最高のごちそう
   ・祖父の時代は小作農
   ・なぜか懐かしい朝鮮の人たち
   ・貧しくて無学文盲だった祖母と曾祖母
   ・兄は曾祖父に似て運動が万能
   ・"映画は面白い"と感じた『野菊の如き君なりき』
   ・小・中学校とも親分格
   ・市町村の大合併―町の子への対抗心
   ・反抗的な問題児
   ・未遂に終わった職員室襲撃計画
   ・校長室に呼び出される
   ・切ない初恋の思い出
   ・私の芝居の原点―村芝居の女剣劇
   ・次男坊の孤独感
   ・日大芸術学部の映画学科に編入
   ・六〇年安保の中、デモより芝居に燃えて
   ・大学時代に自主製作映画を初監督
   ・結核になって…
   ・生涯一度の母との一泊旅行
第2章 修業時代
   ・『映画芸術』編集部でレイアウトを担当
   ・新藤兼人監督の助監督に
   ・助監督見習い―新藤組『悪党』
   ・木村功一家と一緒に初めて日本海を見た日・泰ちゃんの失踪事件
   ・映画をやめようと決意し、記念にと思い書いた『名残りつき橋』
   ・新人のホンを一晩で読んでくれた新藤監督、ホンを褒めてくれた吉村公三郎監督
   ・『象のハナ子』撮影中に新藤組のチーフ助監督の話が…
第3章 全監督作品を語る
終 章 第26作『ラストゲーム 最後の早慶戦』
年 譜
	                
活憲の時代 伊藤千尋

定価・本体価格
<9条と99条を!>999円+税

サイズ・ページ数
小B6・上製本・208頁

発行日
2008年5月3日発行

山田洋次監督・すいせん!

 

こころを熱くする伊藤千尋・講演集(1)

『活憲の時代ーコスタリカから9条へ』

「人はだれも愛される権利がある。」
アフリカ沖の「憲法9条の碑」から
平和憲法をもつもうひとつの国コスタリカまで
憲法を活かす世界の人々の姿を熱く語る!

昨年から今年にかけて、とくに「憲法」について各地で
100カ所近く講演してきた伊藤千尋さんの、こころをゆさぶる講演集です。
                    
<目次>
■第1章:活憲の時代――コスタリカから9条へ    
 ★世界一周の旅からー憲法を活かす世界の人々
  アフリカ沖の島――カナリア諸島の「9条の碑」
  日系人の強制収容に反対した写真家アンセル・アダムズ
  獄中のタイプライター
  憲法の冊子を買ったベネズエラのお母さん
 ★9・11後のアメリカ
  「対テロ戦争」にたった1人反対した議員
  イラク戦争で息子をなくしたシーハンさんのたたかい
  市民の盗聴を拒否した警察署長
  『華氏911』でブッシュを批判した映画監督
 ★平和と空気を輸出するコスタリカ         
  大統領を憲法違反で訴えた大学生
  「もしもし、憲法違反です!」8歳の少年も違憲訴訟
  「人はだれも愛される権利がある」
  「兵士の数だけ教師をつくろう!」
  八百屋のおじさんも女子高校生も、誇りをもつ国
  エコロッジを経営するおじいさんは元大統領だった 
 ★反米化する南米・自立する欧州連合        
 ★世界の宝ー日本国憲法を活かそう!        
  哲学者カントの『永遠平和のために』
  私たちは無力ではない。
  「私は9条着物っ娘」
  自分自身が輝いて生きよう!
■第2章:戦後責任をどう果たすか〜『白バラの祈り』より
■第3章:どんな社会を目指すのか〜『シッコ』より
	                
活憲の時代 伊藤千尋

定価・本体価格
1600円+税

サイズ・ページ数
四六判・342頁

発行日
2005年11月発行

 

世界を駈ける特派員の映画ルポ

『君の星は輝いているか』

混沌とした時代にあって、
         未来への希望を熱く語る!

1971年、学生時代にキューバで砂糖キビ刈り国際ボランティアに参加し、
卒業した73年には「ジプシー」調査探検隊長として東欧を現地調査。
翌年に朝日新聞社に入社、長崎支局、東京本社外報部などを経て
84年サンパウロ支局長(中南米特派員)、91年バルセロナ支局長、
2001年ロサンゼルス支局長を歴任してきた伊藤千尋氏。本書は現在、
「be」編集部に籍をおき、「アジア記者クラブ」代表、
「コスタリカ平和の会」共同代表でもある著者が、
これまで世界65カ国以上を現地取材してきた体験を、
数々の映画とともに熱く語る、珠玉のルポルタージュです。
                    
――推薦します!――

本多勝一さん(ジャーナリスト)
新聞社の同僚には実に個性的な記者がいたが、
私より少し若い世代での典型は伊藤千尋氏だ。
新聞社の枠など当初から問題外、視点は映画でも自由闊達だから、
本書は映画論というより「映画を通しての現場ルポ」であろう。

山田洋次さん(映画監督)
自由と民主主義を求めて闘う民衆の姿を求めて、
世界の辺境の地を駈け続ける勇敢なジャーナリストの伊藤千尋さん。
彼はまた映画を愛する人であり、
その体験と豊かな知識に裏打ちされた感想は実にユニークである。