編集部より

<2015年8月23日更新>

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<第393号・編集後記より>

▼今号は、三上智恵監督の2作品を特集しました
▼辺野古の闘い、高江の闘いをとおして、私たちもこの時代をどう生きるのかを考えるきっかけになればと思い、
第387号で取り上げた『標的の村』も、三上監督のインタビューと作品解説を再掲しました
▼『ルック・オブ・サイレンス』のオッペンハイマー監督が次のように語っています。
…日本の若いみなさんに、この映画を、遠い異国で起きていることを映し出す「窓」ではなく、
自分自身の姿を映し出す「鏡」だと感じてもらえたら…と。知り、そして自分に問う。映画はそういう魅力にあふれています
▼日本映画では、河瀬直美監督『あん』、呉美保監督『きみはいい子』、磯村一路監督『おかあさんの木』なども取りあげたかった作品です
▼また、当初は今号で取りあげる予定だった、ジャン・ユンカーマン監督の『沖縄 うりずんの雨』は、誌面の関係で、次号で紹介します
▼次号は、『うりずんの雨』のほか、土井敏邦監督『"記憶"と生きる』、班忠義監督『太陽がほしい』などの作品を取りあげ、
戦争下の性奴隷の問題を考えてみたいと思います▼塚本晋也監督の『野火』につづいて、『ソ満国境 15歳の夏』『この国の空』
『筑波海軍航空隊』『天皇と軍隊』など、戦争を扱った作品が次つぎ公開されます。次号はこれらの中からいくつかの作品をお取りあげ、
「戦争」について考えたいと思います。(浜田)

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<2015年5月20日更新>

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<第392号・編集後記より>

▼前号を受けとった読者のみなさんから、「最新号を受けとりました。うれしかったです。発行される限り購読をつづけるつもりです。
ガンバってください」など、たくさんのお便りをいただきました。ほんとうにありがとうございました。
▼今年は戦後70年の節目の年です。こんご、戦争、基地問題、憲法について、映画を通して考える特集を組んでいきます。(浜田)

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<2015年1月10日更新>

新年明けましておめでとうございます。
シネ・フロント最新号ができあがりました。
半年ぶりの発行です。読者のみなさんには何度も約束をたがえ、ほんとうに申し訳ありませんでした。
2015年は定期発行に努めていきます。
引きつづき応援、よろしくお願いします。

<第391号・編集後記より>

▼昨年2014年は、シネ・フロントの定期発行に向けてスタートをきったのですが、5月下旬から体調を崩してしまいました。
その中でもシネ・フロント390号と『しかしそれだけではない。小森陽一対談集2』を発行。
また、10月には関東周辺の読者のみなさんにご協力をいただいて、シネ・フロント読者の会などで構成された実行委員会主催の
「加藤周一さんに会いに行こう!映画とトークの夕べ」を成功させることができました。
ただ、その後も思うように体調が回復せず、シネ・フロントの発行が大幅に遅れてしまいました。
ほんとうに申し訳ありませんなんとか年内には、と思い作業にあたっていたのですが、年をはさんでの発行となってしまいました。
早くにインタビューや対談に応じてくださっていた大林監督、高畑監督、小森陽一さん、そして執筆者のみなさん、映画関係者のみなさん、
ほんとうに申し訳ありませんでした。
また、応援してくださって、ずっと発行を待ってくださった読者のみなさんにはお詫びとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとうございます。
▼急きょ行われた総選挙の結果をうけ、あらためて、背筋をピンと伸ばしてシネ・フロントの編集にあたっていかなければと思っているところです。
まずは体調を整え、誌面作りにおいて、果敢にいろんなことに挑戦していきたいと考えています。みなさんのご協力を、これからもよろしくお願いします。
▼今号の大林監督のお話、高畑監督と小森さんの対談を原稿にまとめながら、映画の面白さをあらためて実感し、知的好奇心が大いに刺激されました。
長文ですが、じっくりお読みください。
▼次号は、2月中旬の発行を目指して準備にとりかかっています。シネ・フロントの誌面についてのご意見・提案、映画の感想、
みなさんの周りの映画状況など、お寄せいただければ幸いです。(浜田)

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「加藤周一さんに会いに行こう!」大成功!

昨年10月28日に開催しました「加藤周一さんに会いに行こう!映画とトークの夕べ」は、400人もの方々が全国から駈けつけてくださり大成功しました。
詳しくは、「シネ・フロント編集部」または、「加藤周一さんに会いに行こう!」のFBをご覧ください。
 https://www.facebook.com/cinefront
 https://www.facebook.com/katosyuuichi

 

小森陽一対談集1「記憶せよ、抗議せよ、そして生き延びよ」増刷!

昨年6月、小森陽一さんと映画・演劇人との対談集の第2弾『しかしそれだけではない。』を発行しましたが、
8月に、第1弾の『記憶せよ、抗議せよ、そして生き延びよ』を増刷しました。
増刷に際して、諸事情から価格を本体1800円に改定させていただきました。
まだお読みでない方はぜひご購読ください。
詳しくは「書籍案内」をご覧ください。

 

 

<2014年6月7日更新>

『しかしそれだけではない。小森陽一対談集2』発行!

▼6月10日、「九条の会」が結成10年を迎えます。それを記念して、「シネ・フロント」で随時掲載してきた小森陽一さんと映画人との対談を
1冊にまとめた『しかしそれだけではない。小森陽一対談集2』を6月10日に発行し、発売を開始します。
▼今回の対談者は、加藤周一さんのドキュメンタリー映画『しかしそれだけではない。加藤周一幽霊と語る』を製作・プロデュースした桜井均さん、
井上ひさしさんの『父と暮せば』に出演したことが契機となって被爆者と出会い、たくさんのことを教わったという俳優の斉藤とも子さん、
絵本画家いわさきちひろの人生を捉えた『いわさきちひろ〜27歳の旅立ち』の海南友子監督、
在日の問題を自身の家族をモデルに描いた『かぞくのくに』のヤンヨンヒ監督、
そして『少年H』『ホタル』の降旗康男監督の5氏。
▼その晩年を「九条の会」の活動に力をそそいだ加藤周一さん、井上ひさしさん、戦争反対を貫いたいわさきちひろさんの人生、
戦争・ヒバク・在日の問題が、5名の映画人との対話から浮きぼりにされていきます。
詳しくは「書籍案内」欄、申込書(PDFファイルが開きます)をご覧ください。

 

シネ・フロント次号は、6月下旬に発行

シネ・フロント第390号は、6月下旬に発行します。大林宣彦監督『野のなななのか』『この空の花』、
沖縄・辺野古のたたかいを描いた三上智恵監督『海にすわる』、「核関連映画」特集など。
発行まで、もうしばらくお待ちください。

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郵便振替の口座番号00170・5・15723と加入者名=シネ・フロント社、
ほか必要事項をご記入ください。
なお、何月発行号から購入するかを、通信欄に必ず明記してください。

 

 

<2014年5月19日更新>

次号特集内容は…

【次号の発行は、6月中旬に。大林宣彦監督『野のなななのか』と核関係映画を特集】
5月下旬発行ですすめていた第390号は、6月中旬に発行する予定です。もうしばらくお待ちください。
先日は、『野のなななのか』の大林宣彦監督にインタビューしました。
映画も2時間50分と長尺なのですが、3時間余り、監督のお話に聞き入りました。
前作『この空の花』と『野のなななのか』の2作品は、「シネマ・ゲルニカ」といえるもの。ピカソの絵のように自由に想像力を
はたらかせて見てほしい。それが大林監督の思いです。
映画は、5月17日から公開中です。ぜひ、劇場でごらんください。

【全国映連賞・贈呈式】
シネ・フロントは、映画鑑賞団体全国連絡会議(全国映連)の機関誌として、1976年8月に創刊されました。
創刊号の表紙をかざったのは、山田洋次監督の『男はつらいよ 寅次郎 夕焼け小焼け』の渥美清さんと太地喜和子さんです。
全国映連では、毎年、前年に活躍した映画人に賞をおくっています。
今年はその贈呈式が、4月12日(土)に行なわれました。監督賞の高畑勲さん、女優賞の田中裕子さん、男優賞のリリー・フランキーさん、
特別賞の三上智恵監督らが出席し、全国の映画の仲間たちと交流しました。

 

<2014年3月27日更新>

第389号編集後記より…

▼資料として、原子力関連事項と日本や世界の動きの年表を作っています。「戦後」と言えども沖縄もアジアも戦争は終わっていないと再認識。
震災後の被災地もしっかり見つめていきたいです。(小池)
▼1980年7月からスタートした「10フィート映画運動」によって米国公文書館などから買い戻された原爆フィルムの中に自身の映像が
発見されたことを機に、それまで封印していた被爆体験を語ることを決意した広島の被爆者、沼田鈴子さん。彼女をモデルにした
『アオギリにたくして』が昨年に完成し、各地で上映会がとりくまれてきた。今号ではこの作品を特集した▼もちろんのこと、
『アオギリにたくして』は沼田さんの人生をモデルにしたフィクションで、実人生がそのままリアルに描かれているわけではない。
毎日新聞記者の広岩近広さんが書かれた沼田さんの評伝『被爆アオギリと生きる 語り部・沼田鈴子の伝言』を読んで、映画には
あまり描かれていない語り部になってからの彼女の活動に目をみはった。一読をおすすめしたい▼30年も前に10フィート映画運動に
取り組んだことを、今、感慨深く思い出している。この運動は、一口3000円で10フィートの原爆フィルムを米国から買いとるというもので、
京都映画サークルでは正会員125名、準会員(一口1000円)103名が参加した。また、1982年6月に開催された第2回国連軍縮特別総会に向けて、
署名1282筆、代表派遣カンパ27万4677円が集められた。全国では、10万人以上から1億3645万円(82年5月現在)が寄せられ、
『にんげんをかえせ』(20分、監督:橘祐典)、『予言』(43分、監督:羽仁進)、『歴史 核狂乱の時代』(116分、監督:羽仁進)の
3本の映画を完成させ、国内外で上映運動が展開された▼『アオギリにたくして』の後半で『にんげんをかえせ』の一部が映し出される。
ナレーションは若き日の大竹しのぶさんである。全国での再上映を期待したい▼3・11から3年が過ぎた。深刻さが増すなか原発に関する
映画がたくさん製作され、公開されている。次号では、いくつかの作品を取りあげながら、「原発を考える」特集を組む予定。(浜田)

 

 

<2014年2月5日更新>

第388号編集後記より…

▼今号より編集に携わっています小池です。よろしくお願いします。名護市長選挙の行方にハラハラしながらの編集作業でした。
山田洋次監督や中村梧郎さんの原稿を校正しながら、心は過去へ現在へ、沖縄へ東京へ飛びます。
各地の映画サークルで発行されるニュースを拝見しながら、北海道から九州までとても豊かな上映・鑑賞活動が
展開されていることに脱帽しました。映画をとおして、たくさん心揺さぶられながら、みなさんとともに歩んでいきたいと思っています。
よろしくお願いします。(小池)
▼笑顔のステキな新スタッフとともに、心機一転、がんばっていきたいと思います。みなさんの応援を今後ともお願いします。(浜田)

 

 

<2013年10月20日更新>

第387号編集後記より…

▼降旗康男監督の『少年H』を見て、大きく特集を組みたいと思ったが叶わず、最終的に小森陽一さんとの対談を組むことができた。
降旗監督にはキャンペーンが一段落し、お盆もすぎた8月末のまだまだ暑い日に、小森先生の研究室までご足労いただいた。
小森先生は、監督が『ホタル』を撮られていること、若くして亡くなられた妹さんが、生前に知覧を訪れ、資料館に飾られている特攻隊員の
写真に衝撃を受け、彼らの絵を描き遺しているということもあって、知覧の銘茶を用意して待ってくださっていた。
その心配りがとてもうれしかった。こころから感謝!
▼この対談の後で、降旗監督の子ども時代のエピソードを小森先生と一緒にたくさんお聞きした。監督にとっての戦争の象徴はビンタ、
終戦はノミ退治。また、天皇の行幸のときのエピソードなど、少年Hに負けない、とても面白い話ばかりだった。機会があれば、ぜひ紹介したい。
▼『標的の村』も、第385号『ひまわり』のような大特集にしたかったが、三上監督のロングインタビューと、私のつたない文章にとどめた。
▼実はこの6月に嘉手納基地返還跡地からダイオキシンを含むドラム缶が多数発見された。それに関して、フォトジャーナリストの中村梧郎さんに、
猛暑のなかインタビューをした。また、『終戦のエンペラー』について、昭和天皇の戦争責任、映画で描かれたことと描かれなかったことなど、
明治大学の山田朗先生にもお話を伺っている。これらは次号で紹介します。
▼前号で「こんごは当面2カ月に1回の割合で」と決意を書いたが、それより1カ月以上発行が遅れてしまった。次号はなんとしても年内に発行、
高畑勲監督『かぐや姫の物語』などの特集を組む予定です。
▼新年からスタッフが一人、決意してくれて、一緒にやっていくことになりました。定期発行までもうしばらくお待ちください。(浜田)

 

第387号より/『標的の村』と非暴力のたたかいをすすめる沖縄の人たち

(前半省略) 10月1日、オスプレイ配備の日。
 伊佐さんが穏やかに話す。「ふんばりどころですよ。67年の思いを。B52だって追い出したんだよ、過去に落ちたりして。ヤンバルではハリアー
パッドも阻止したことあるし、恩納村でも都市型施設を追い出したこともあるんだし。やっぱり、一つになれば、できる。うん、できると思います」。
 ゲンさんの子どもたちも一緒に来ている。ゲンさんの妻、雪音さんは、「ヘリパッドできなければオスプレイ止められると思ってやって来たのに、
ヘリパッド、まだ出来てないのに、オスプレイ来るんだ?と思って。もう絶望かもしれない」と語る。
 この日の朝、岩国基地を飛び立ったオスプレイが、11時20分、普天間の空に飛んで来た。
 伊佐育子さんは、フェンスのところで涙をぬぐっていた。「平和というのが崩れていくような思いをしました。日本は平和じゃないねえ。とうとう、
こんなところまで来たねえ、と」
 「ほんと、沖縄県民をバカにしてるよね。バカにされてる」とゲンさんは言う。
 海月ちゃんが言う。
 「ほんとうなら今からでも帰ってほしい。お父さんもお母さんも子育てと農業とかいろんな仕事もあるのに、子どもたちの将来のためにオスプレイ
を反対してくれるから、こんどはお父さんお母さんがもう疲れちゃって、もう嫌だなあと思ったときには、私が代わりにやってあげたいなあって……」
 高江の人たちは夕方になってもゲートの前で手を降りつづけていた。それでも、あきらめない、という決意をもって。
     *
 この3日後、高江にオスプレイが飛んできた。訓練をするために。夜間、高江上空で1時間以上旋回した。
 オスプレイが沖縄の空を自由勝手に飛ぶ。保育園の上を、サトウキビ畑の上を……。
 2013年3月26日、6つのヘリパッドのうち、ゲンさんの家に最も近いN4が完成した。
     *
 映画には紹介されていないが、伊佐さんの控訴審も敗訴に終わった。伊佐さんは今、最高裁に訴えた。今も、このときも、高江のみなさんは、2つ目
のヘリパッドを作らせないと、24時間態勢で座り込みをつづけている。
 私は昨年12月末、高江の座り込みに参加した。早朝5時、同じく支援に向かう方の車に便乗させてもらって、名護市の宿を出発、7時前に高江に到着した。
 昨年7月に重機が運び込まれて以来、毎日のように作業が進められていた。広大な敷地にはフェンスがないため、どこから工事関係者が入っていくか
わからない。だから、大勢で手分けし、工事車両の動きを監視するのだ。
 しかし10時ごろ、N4地点のテントから、「重機が動く音が聞こえてきます。今日も工事が始まってしまったようです」という連絡が入った。この行
動に参加していたみんなが、「今日も工事を止めることができなかった」と、悔しい思いを噛みしめた。
 お昼ごろ、魚のアラで出汁をとったお味噌汁がふるまわれた。早朝からの行動で冷えていた体が、一気に温かくなった。アラは、闘病生活を送ってい
た大西さんからの差し入れのようだった。大西さんは数年前にガンが発見され、闘病生活を送っていた。入退院を繰り返し、病状が悪化していくなかでも、
できる支援活動を最期のときまでつづけた。
 この日はもう一つ、海ぶどうのサンドイッチも出された。ほんとうに美味しかった。
 そのサンドイッチを私たちの前で作ってくれたのが、映画にも登場する池原さんと寿里さん母娘だ。お味噌汁とサンドイッチの美味しさと、池原さん
母娘の笑顔が今も忘れられないでいる。
 正直にいえば、車の前に立つ私を睨む業者の人の目がほんとうに恐かった。でも、高江の人たちの、支援で駆けつけて来ている人たちの、人間らしい、
優しい気持ちに会いに、また高江に、辺野古に応援に行こう。そう思っている。これは高江だけの問題でも、辺野古だけの問題でも、沖縄だけの問題でもない。
私の、私たちの問題なのだから。
     *
 『標的の村』は、東京ではポレポレ東中野で公開され、連日満員でロングラン上映されている。沖縄では9月7日より那覇市にある映画館「桜坂劇場」
で公開された。高江の人たちは片道3時間かけて那覇まで見に行くのは大変だ。だから前日に高江で特別に上映された。泣きながら見ている人がほとんど
だった。しかし、海月ちゃんは泣かずに見ていた。三上さんが「どうして?」と尋ねると、彼女はこう言ったそうだ。「泣いてしまうと、涙で前が見えな
くなるから」。

 

 

<2013年6月25日更新>

シネ・フロント発行について、みなさんにたいへんご迷惑をおかけしています。
こんご、当面は隔月に発行していくことになりました。次号は8月中旬に発行、降旗康男監督『少年H』、
三上智恵監督『標的の村』などを取りあげる予定です。
映画『ひまわり〜沖縄は忘れないあの日の空を』に関連して、随時、沖縄の問題をさまざまな角度から考えていきます。
第386号では、アメリカの支配下にあった沖縄で、高等弁務官の就任式で「この高等弁務官をして最後の高等弁務官たらしめ給え」と祈り、
その後、一貫して米軍基地撤去、平和な沖縄を取り戻すために活動されている平良修牧師のお話を紹介しました。
昨年末からつづいて亡くなられたベアテ・シロタ・ゴードンさんと高野悦子さんのご冥福を心からお祈りします。
ふたりの女性に日本の女性たちはどんなに励まされてきたことでしょう。ふたりのような生き方ができるだろうか心もとないとこですが、
それでも精一杯、この時代を生きていきたいと思います。(浜田)

 

 

<2013年3月9日更新>

9日から11日にかけて、全国の至るところで、原発をなくす、被災者への補償をもとめる多彩な行動が行われます。

今号で取りあげた『ひまわり』は、1959年に起きた、宮森小学校への米軍機墜落事件や沖縄国際大学への墜落事故を通して、
いまも米軍基地のなかに置かれている沖縄の人たちに思いをはせる作品です。次号で取りあげる『放射線を浴びたX年後』は、
1954年にビキニで行われたアメリカの水爆実験により、第五福竜丸だけでなく1000隻もの漁船が被ばくした事実を伝え、
日本の政治構造の問題点がくっきりと浮かびあがってきます。
これらの作品で描かれたことは、原発の稼働を明確に表明し、武器輸出3原則もないがしろにし、危険なオスプレイの訓練を認め、
憲法さえも変え「戦争する国」にまっしぐらにすすもうとする今の政治に繋がっています。そうした日本の政治構造そのものを、
今号と次号で探ってみたいと思います。

 

次号は『放射線を浴びたX年後』『故郷よ』を特集

第386号は、伊東英朗監督作品『放射線を浴びたX年後』、チェルノブイリ原発事故後のプリピャチの人びとを描いた『故郷よ』などを取りあげます。
また、今号では十分に紹介できなかった『東京家族』の山田洋次監督の発言をひろってみたいと思います。お楽しみに。

 

シネ・フロント購読者拡大のお願い

「シネ・フロント」は、1976年に創刊され、今年8月には創刊37年を迎えます。ただ、この2〜3年、定期発行ができない状態に陥り、
今年最初の号となる385号の発行は、予定より1カ月以上も遅れてしまいました。
定期発行を、とずっと努力しているのですが、経営的な問題からなかなか解決できず、読者のみなさんにたいへんご迷惑をおかけしています。
今年中になんとか建て直していきたいと考えています。みなさんには、ぜひ読者の拡大にご協力いただければ幸いです。ご支援、よろしくお願いします。

 

 

<2012年12月8日更新>

きょうは、太平洋戦争開始から71年目。

朝日新聞「天声人語」は、「思えば、標語の技には進歩がない。『新体制で国を強く明るく』。
どこかで見たような幟が大阪に現れたのが1941年初めだ」と始まり、
それがだんだんエスカレートして「聖戦へ、民一億の体当り」と標語が熱くなっていく、とつづく。
そして、「この痛恨の日を、各党のスローガンが飛び交う中で迎えた。内外の流血を結晶させた平和憲法が、選挙の争点にされている」
「…国を守る決意もいいけれど、戦没者の悔しさを思い、孫子の顔を浮かべての一票も悪くない」と締めくくっていました。
選挙権のある、大人の責任は大きい、と改めて思わされました。

 

私学助成を訴えた高校生たち

数年前、シネ・フロントでお馴染みの伊藤千尋さんが大阪で講演されたとき、
終了後に高校生に囲まれて驚いたというお話を聞いたことがあります。彼女たちは、当時の橋下府知事に私学への助成を訴えたところ、
「君らは甘えてる」と面と向かって叱られ、悔しくて涙を流しているところがニュースで放送された子どもたちでした。
伊藤さんの講演を聞いて、「私は(選挙権がないから議員を)選ぶことはできない。だけど、伊藤さんの話を聞いて、自分にもなにかできると思った」
という感想文を書いていました。大人が投じる一票に、選挙権のない子どもたちの未来がかかっている。しっかり見極め、一票を投じたいと思います。
 

最新号384号

11月10日に発行しました。
新藤兼人監督と映画評論家の山田和夫さんに追悼特集と『かぞくのくに』のヤン・ヨンヒ監督と小森陽一さんの対談など、
たいへん好評で、30件近く問い合せや注文がありました。

次号は『ひまわり〜沖縄は忘れないあの日の空を』を大特集
1959年、沖縄の宮森小学校に米軍機が墜落し、子ども11人と一般人7名が亡くなった事件を描いた作品です。
映画をよりよく理解していただくために、この事件の背景にあるもの、今も同じ状況に置かれている現実について、
関係者のみなさんの発言も取りあげる予定です。
発行は、1月15日。年内に発行したかったのですが、新年まで、もうしばらくお待ちください。

 

 

<2012年9月26日更新>

原発がなくても大丈夫!

暑い日がつづきました。でも、東京電力の電気使用率は80〜90%。原発がなくても電力は十分足りていました。
それでも原発を稼働させ、建設工事を再開しようとする政府。将来的には「原発ゼロ」を目ざすと言いつつ「2030年代に」
というのだから、あと20年以上も稼働させようという政府。自民党の石破氏などは「原発は抑止力になる」
(使用済み燃料で核兵器がつくれる)と言い、森本防衛大臣も就任前に同じ発言をしていたというのだから、
市民と政治家・権力者の意識の乖離に唖然としてしまう。                    
                    

 

第383号、対談が好評です。

『いわさきちひろ〜27歳の旅立ち』の監督・海南友子さんと、東大教授・九条の会事務局長の小森陽一さんの対談が好評です。
お電話やハガキ、また、周りに広めます、と今号を追加注文してくださった方など、いくつもの反応がありました。
『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』でのミシェル・ヨーの演技が見事でした。単独インタビューができなかったのが残念です。
 
                    

次号(384号)は、10月に発行します。

ロングランをつづけている『かぞくのくに』のヤン・ヨンヒ監督と小森陽一さんとの対談、5月に亡くなられた新藤兼人監督、
8月に亡くなられた映画評論家・山田和夫さんの追悼特集を組みます。
					

 

 

<2012年7月15日更新>

次号383号は、7月末に発行予定

シネ・フロント第382号を5月に発行し、現在は次号の編集作業の追い込み段階に入っています。
7月末に発行の予定です。もうしばらくお待ちください。
原発の原料であるウラン採掘の問題点を伝えるドイツのドキュメンタリー『イエロー・ケーキ』など原発に関する作品を特集します。
また、海南友子監督の最新作『いわさきちひろ〜27歳の旅立ち』の公開にあわせ、監督と小森陽一さんの対談も掲載します。お楽しみに。
                    

伊藤千尋著『地球を活かす』の増刷出来!

昨年12月に出版した『地球を活かす 市民が創る自然エネルギー』が好評で、6月に第2刷を増刷しました。
「原発関係の本をたくさん読んだけれど、この本がいちばん分かりやすく、未来に希望がもてた」(長野市)など、
たくさんの感想が寄せられています。また各地で、10冊、20冊、100冊と普及してくださっている方がたくさんいます。
                    

首相官邸前の「原発の再稼働反対デモ」に参加

毎週金曜日の夕方から行われている首相官邸前での「原発の再稼働反対デモ」は、回を重ねるごとに参加者が増えています。
私もこれまで2回参加しました。若い人たちが集まっていると聞いて、私も自分の思いを行動でしめそう。
若い彼ら彼女らを少しでも励ますことができれば、という思いで参加したのですが、
反対に若い人たちの純粋な「原発反対」の声に新鮮な感動をおぼえ、励まされて帰ってきました。
自分にできることをやる、声をあげる、そうすることによって社会を変えることができる。そのことを実感しています。
危険な原発でなく、安全で・雇用を増やし・利益を生む自然ネルギーに日本が転換するまで、あきらめずに、声をあげていきたいと思います。
                    

 

 

<2012年3月20日更新>

3月11日、あの大震災と原発事故から1年が経ちました。

改めて被災された方に心からお見舞いを申し上げます。
17日、日本ジャーナリスト会議3月集会が行われ、そのなかで、NHKのETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図』の
ディレクターの七澤潔さんが「人間の記憶の半減期のほうが短い」と発言されていたことが突き刺さりました。
心してシネ・フロントの編集をしていきたいと思います。
                    

シネ・フロント第381号、2月20日に発行しました。

昨年の福島第一原発事故をうけて、いち早く原発からの撤退・自然エネルギーへの転換を決めたドイツ。
その大きな力となったドキュメンタリー映画『第4の革命』のフェヒナー監督と、『地球を活かす』を当社から発行し、
全国で講演活動をすすめる伊藤千尋さんの対談を掲載。また、311後と自作『ミツバチの羽音と地球の回転』について、
改めて鎌仲監督にインタビューしています。
                    

次号は4月上旬に発行の予定です。

原発の原料となるウランの採掘問題を扱ったドキュメンタリー映画『イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーというウソ』など、
次号も原発関係の作品の特集を組みます。前号で掲載できなかった、日本で反原発のたたかいをつづけてきた人たち、
福島の人たちの原稿、インタビューを掲載する予定です。
                    

伊藤千尋さんの「新春講演会」、大成功!

1月7日、ほんとうに新年早々でしたが、伊藤千尋さんの新春講演会を開催しました。
ほんとうにたくさんの方が駈けつけてくださって、会場がいっぱいになりました。
参加してくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
シネ・フロント創刊以来の、はじめての講演会の開催でいろいろ不手際もありましたが、
伊藤さんのほんとうに熱い、目からウロコが落ちるような思いになるお話を聞き、2012年のいいスタートを切ることができました。
伊藤さん、お手伝いしてくださったみなさん、ありがとうございました。
これからも楽しい企画を考えたいと思います。ぜひご参加ください。
*当日の写真・感想文などは、近日中に「伊藤千尋さんの活動」欄にアップします。
                    

 

 

<2011年12月10日更新>

シネ・フロント創刊35周年第2弾

創刊の頃、日本に女性映画人で活躍していた人は何人もいなかったけど、今はほんとうにたくさんの女性たちが活躍しています。
                    

次号は1月中旬に発行します。

福島第一原発の事故をうけて、いち早く完全な原発ゼロの方向を打ち出したドイツ。
そのドイツの「原発」問題を扱った3本のドキュメンタリー映画を特集します。
日本で反原発のたたかいをつづけてきた人たちのインタビューを掲載する予定です。
                    

伊藤千尋著『地球を活かす 市民が創る自然エネルギー』

ドイツ、イタリアをはじめ、世界の国々が原発から撤退し、
自然エネルギーに大きくシフトしている実態を紹介する伊藤千尋さんの新刊本です。
12月10日発行。詳しくは「伊藤千尋さんの活動」をご覧ください。
出版を記念して、1月7日(土)「新春講演会」を開催します。ぜひご参加ください。
                    

 

 

<2011年10月15日更新>

シネ・フロント創刊35周年! 第379号を発行

シネ・フロントは今年8月、創刊35周年を迎えました。大震災・原発事故という現実の中で、この35年を振りかえってみると、
日本の映画人は戦争や核・原発の危険性をいち早く伝える作品を撮ってきていたことを改めて実感しました。
また、98歳の現役映画監督・新藤兼人監督のロングインタビューと初日舞台あいさつでの発言を掲載しました。圧巻です。
                    

次号は11月上旬に発行します。

創刊35周年企画第2弾として、おおらかで、したたかで、軽やかに表現活動をすすめる松井久子、羽田澄子、古居みずえ、坂田雅子ら
女性監督をとりあげます。お楽しみに!
                    

「被災地に映画をとどける」活動について

379号で報告する予定だった「被災地に映画をとどける」活動については、次号で、誌面を充分にとって報告したいと思います。
支援金が各地から届いています。息の長い取り組みになるかと思います。こんごも支援金へのご協力をよろしくお願いします。
                    

9・19「さようなら原発・5万人集会」に行ってきました。

6万人もの人が集まりました。福島県からは1000名もの方が参加。大江健三郎さん、内橋克人さん、落合恵子さん、澤地久枝さんら
呼びかけ人につづいて、ドイツのフーベルト・ヴァイガーさん、脱原発活動を続ける俳優の山本太郎さん、
そして最後に、福島を代表して武藤類子さんが発言しました。


                    

伊藤千尋著『地球を活かす 市民が創る自然エネルギー』

ドイツ、イタリアをはじめ、世界の国々が原発から撤退し、自然エネルギーに大きくシフトしている実態を紹介する伊藤千尋さんの新刊本です。
11月下旬発行予定。
                    

 

 

<2011年7月25日更新>

シネ・フロント第378号を発行

たいへんお待たせしました。シネ・フロント第378号を発行しました。
特集は、イラク戦争のなか、湾岸戦争で徴兵され行方不明となった息子を探す母親とその孫の旅を描いた『バビロンの陽光』です。
2004年にイラクで人質となった後も支援活動をつづける高遠菜穂子さんのロングインタビューを掲載しました。
イラクと「フクシマ」が重なり合い、その深刻さに胸が痛みます。
妻であり、お互いクリエイティウ゛な仕事をする同志でもある草刈民代さんへの愛あふれる映画『ダンシング・チャップリン』の周防正行監督、
被災地宮城県などで撮影した『エクレール・お菓子放浪記』の近藤明男監督のインタビューも掲載しています。
次号は、新藤兼人監督『一枚のハガキ』、22年前に製作された原発映画『あしたが消える』の2作品を特集します。
				  

再び、「映画の灯を消さない!被災地に映画を届けるための支援金」のお願い

映画センター全国連絡会議・映画鑑賞団体全国連絡会議の連名で、「映画の灯を消さない! 被災地でのボランティア上映会のための支援金」
への協力が呼びかけられています。
これに応え、シネ・フロント編集部として読者のみなさんに「映画の灯を消さない・被災地に映画を届けるための支援金」への協力を呼びかけ
たところ、7月21日現在、108名を超える方から618,900円の支援金が届いています。このなかには、映画監督、映画評論家、元プロデューサー
などたくさんの映画人からもご協力をいただきました。
ご協力いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました。寄せられた支援金のほとんどをすでに映画センター全国連絡会議にお送りし、
被災地各地でのボランティア上映会に活用されています。
また、シネ・フロント編集部としても「被災地に映画をとどける会」を立ちあげ、独自に上映会の取り組みを開始しました。その第1回目として、
6月25日に福島県いわき市において行なわれた「映画『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』の上映と山田洋次監督のお話」のお手伝いをさせていただきました。
「イベント情報欄」にいわき市での取り組みを簡単に報告しましたが、詳しくは次号(第379号)でご報告します。
*引きつづき「支援金」へのご協力をお願いします。ご協力いただける方は、最寄りの郵便局より、郵便振替で「支援金」と明記してご入金ください。
振替用紙の通信欄にメッセージやご意見もお寄せいただければ幸いです。
<郵便振替口座>
口座番号:00170・5・15723
加入者名:シネ・フロント社
				  

支援金に協力してくださったみなさんより

わずかですが、素晴らしい映画を提供するお役に立てればと思います。地震発生時、奇しくも『ミツバチの羽音と地球の回転』を観ていました。
映画は中断。自宅まで3時間歩いて帰りました。そのときのタクシー代のつもりでカンパします。(東京町田市・女性)
東北・関東の映画センターの皆様、心よりお見舞い申し上げます。屈せず人々の心に映画によって灯火をともしつづけてください。
こんごの例会会場で募金に取り組みます。(阿南で映画をみよう会)
映画の灯を消さないでください。私も全く同じことを思っていました。(三重郡・女性)
わずかですが、映画の灯を消さないために役立てていただけると嬉しいです。(福山市・女性)
映画の灯が生きる希望の灯に! ほんの少しでも気持ちをお届けしたいです。(栃木県さくら市・女性)
今こそ被災した人々に文化を届けよう! 山本駿・洋子
貧者の一灯を献じます。「戦災も震災も消せぬ映画の灯」(横浜市・男性)
困難なときこそ、映画の力が必要だと思います。スクリーンの中の人々は共に泣き、共に笑ってくれるでしょう。
ほんの少しですが送ります。(文京区・女性)
一人でも多くの被災者に映画を届けてください。体に気をつけて活動、よろしくお願いします。(さいたま市・女性)
今回の東北地方の震災と原発事故に遭われた方々の心を慰め、再起への力となるように映画をお届けしようという企画、大いに賛成です。
僅かながら、その一助になりますように。(尼崎市・男性)
被災された人たちの心が少しでも癒されれば嬉しいです。(福井県三方上中郡・男性)
少しでもお役に立てればと思っています。(練馬区・女性)
「男はつらいよ」を、是非、被災地で上映してください。(横浜市・男性)
「映画の灯を消すことはできない」まさにそのとおりです。文化の力こそ、人間に勇気を与えます。(府中市・女性)
少しですが被災地で映画上映会が実現するよう、心から願っています。余震がつづきます。お気をつけてください。(世田谷区・女性)
映画センターならではの素晴らしい取り組みだと思います。少額ですがお役立てください。一日も早い実現を!(大阪府河内長野市・男性)
映画の力で被災地の皆様が元気になるように祈っております。がんばれ映画人! (諏訪市・女性)
心の支援物資になるような、いい映画を届けてください。被災された人々と共に笑顔になりたいです。(長崎市・男性)
ボランティアに行かれる方、ご苦労さまです。多くの方に映画を届けてきてください。気をつけて行ってきてください。(世田谷区・女性)
少しですがお役に立ててください。同じ東北人として、ナゼ!ナゼ!の思いがいっぱいです。(山形県天童市・女性)
「映画は大きな力をもっている」私も同感です。映画に感動し、日々のエネルギーをもらっている人間として被災した人々に映画を届けるための
運動に協力します。(東京都羽生市・女性)
法律事務所の所員13名からのカンパです。(長野県岡谷市・信州しらかば法律事務所・毛利正道)
映画館で見る映画を愛する者として、心から応援しています。がんばりすぎずに、ユーモアをもって…と祈っています。(青森県むつ市・男性)
衣・食・住が生きていく上で欠かせないものです。同じように「文化・芸術」も人として生きていく上で欠かすことのできない心の「糧」です。
被災地のみなさんが、一日も早くもとの生活にもどれますように…。(川口市・男性)
映画の楽しさを伝える仕事に、少しですがお役立てください。(中野区・女性)
被災された方々に「男はつらいよ」を届けてください。寅さんなら苦しい避難所生活を続けているみなさんを、きっと励ましてくれると思います。
お願いします。(千葉県松戸市・男性)
				  

 

 

<2011年6月22日更新>

シネ・フロント378号は7月上旬に発行します。もうしばらくお待ちください。
6月25日(土)、山田洋次さんが、地震、津波、原発事故にみまわれた被災地、福島県いわき市を緊急訪問することになりました。
詳しくは「イベント情報」欄をご覧ください。
				  

ホームページを新しくしました。

こんごは、より一層、充実した内容でお送りします。お楽しみに!
この「編集部より」で、読者の皆さんの感想・ご意見なども紹介していきたいと思います。大いに投稿してください。
投稿アドレス:info@cine-front.co.jp
				  

シネ・フロント第378号

6月中旬に発行します。もうしばらくお待ちください。
特集は、イラク映画『バビロンの陽光』(高遠菜穂子さん・アルダラジー監督インタビュー)。この作品をとおして、
イラク戦争、日本とアメリカ、福島原発事故を考えたいと思います。
ほかに『ダンシング・チャップリン』の周防正行監督、『エクレール・お菓子放浪記』の近藤明男監督インタビューなど。
ペルー映画『悲しみのミルク』に関連して、伊藤千尋さんが8ページにわたる文章を書いてくれました。                  
                  

「映画を被災地に届けるための支援募金」

編集部では4月より、以下のような取り組みをすすめています。
ぜひ、ご協力ください。
すでに80名余りの方から55万円ほど寄せられ、すでに被災地での映画上映会に活用されています。

「映画の灯を消さない・被災地に映画を届ける」ための支援金のお願い
3月11日に発生した大震災と原発事故、みなさんは大丈夫だったでしょうか?
ご家族、親戚、友人の方は大丈夫でしたか?
東京は震度5でしたが、これまでに経験したことのない揺れで、ほんとうに怖い思いをしました。
シネ・フロント編集部が入居しているビルは、安普請のうえ、本や資料を山積みしていたため資料が部屋中に散乱、壁が一部はがれてしまいました。
でも、その程度で済みました。日々伝えられる被害状況、原発事故の深刻さに胸がしめつけられる思いです。
被災された方に、こころよりお見舞いを申しあげます。
今、映画センター全国連絡会議・映画鑑賞団体全国連絡会議の連名で、
別紙のように「被災地でのボランティア上映会のための義援金」への協力が呼びかけられています。
これに応え、編集部として読者のみなさんに「映画の灯を消さない・被災地に映画を届けるための義援金」への協力を呼びかけたいと思います。
避難所で、被災した子どもたちが『となりのトトロ』の主題歌を、ほんとうに楽しそうに歌っている姿がテレビに映し出されていました。

山田洋次監督は、3月19日付朝日新聞で、95年の阪神淡路大震災で被災した神戸長田区で『男はつらいよ』を撮影することになった経緯を、
次のように語っています。
 僕は、あんな無責任な男の映画を被災地で撮るなんて、とんでもないことだと思い、最初はお断わりしたんです。
でも訪ねてきてくれた長田の人たちが、口々に、こうおっしゃるんです。
「私たちが今ほしいのは、同情ではない。頑張れという応援でも、しっかりしろという叱咤でもありません。
そばにいて一緒に泣いてくれる、そして時々おもしろいことを言って笑わせてくれる、そういう人です。だから寅さんに来てほしいのです」。
映画は、大きな力をもっていると思います。被災された人たちの気持ちに寄り添い、生きる勇気を、喜びを、きっと与えてくれることでしょう。
少しでも結構です。映画の灯を消さないために、被災した人びとに映画を届けるために、ぜひともみなさんのご協力をお願いします。

2011年4月7日 シネ・フロント編集部

*ご協力いただける方は、最寄りの郵便局から、郵便振替用紙をご利用の上、「支援金」と明記してご入金ください。
メッセージやご意見もお寄せいただければ幸いです。

 <郵便振替口座>00170−5−15723/加入者名:シネ・フロント社